LOX-index(ロックスインデックス)とは…
寝たきりになる原因のトップは脳梗塞になります。脳血管疾患が、約4割を占めています。
※厚生労働省 平成10年国民生活基礎調査
脳血管疾患、心疾患は、医療の進歩で命を取り留める確率は高くなっていますが、患者数自体は増加の一途を辿っています。
※総患者数/厚生労働省 平成20年患者調査
動脈硬化は自覚症状がないまま進行し、ある日突然脳梗塞・心筋梗塞を発症してしまう怖い病気です。
ロックスインデックスは、血液中の超悪玉コレステロール(LAB)とその担い手であるsLOX-1を測定・解析することで将来の脳梗塞・心筋梗塞の発症リスクを評価する血液検査です。検査結果で、脳梗塞・心筋梗塞のリスクがあれば予防対策を行い、早い段階からリスク回避することに役立てて頂けます。
LOX-indexは動脈硬化の初期段階を反映しています。その為、今までの血液検査や画像健診で捉えきれなかった血管の状態を知ることが可能になりました。動脈硬化に起因する疾患は、発症までこれといった症状が出ない事が予防及び治療を遅らせる原因となっていましたが、LOX-indexは、動脈硬化の状態を数値化する事で、予防への意識付け、発症リスクの予測という点で、予防医療の進展に有効であると考えられます。
縦軸のsLOX-1の値と横軸のLAB(超悪玉コレステロール)の値を掛け合わせたものがLOX-indexの値です。
LOX-indexの値をもとに高リスク、中高リスク、中リスク、低リスクの4段階でリスクを評価しています。
LOX-1は血液から異物を取り除く働きをしている物質です。 このsLOX-1の値が高い方は、血管内での炎症が進んでいると考えられます。
LABは、悪玉コレステロール(LDL)が酸化し、より悪玉化した状態です。 LABの値が高い方は、酸化ストレスが進んでいると考えられます。
日本国内で行われた追跡研究の結果、LOX-indexの値が高いと将来の脳梗塞発症率は約3倍、心筋梗塞発症率は約2倍となることがわかっています。
LOX-index値が高い方は、動脈の硬さ、詰まりの検査といった「二次検査」や、MRI・CTを使った「精密検査」など医師の診断を受けると共に、生活習慣を改善し、予防対策に取り組むことをお勧めします。
LOX-indexは「オプション検査」で
各健診に 税込 13,200円 で追加頂けます。
※LOX-indexのみの受診は頂けません。
「健診お申込みフォーム」の「備考欄」に
LOX-indexのオプション追加ご希望の旨をご記入ください。
お電話で健診お申込みの際、
LOX-index(ロックスインデックス)のオプション追加ご希望の旨をお伝え下さい。